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美容院ロゴ決定
 
諸事情により長い間ストップしていましたが、高知県・室戸に新しくオープンする美容院『爽(さわ)』のロゴがやっと決定しました!以前に提案してから冬眠状態でしたが、先日オーナーが来阪した際に事務所にきていただき検討会。少しテイストの違うものもテストしましたが、結局ファーストインプレッションで好評だった初期の案を微修正したものに決定しました。
美容院ロゴ決定_d0251177_1738730.jpg
以前の記事にも書きましたが、このデザインの考えのもととなったのは、ぼくが大好きな白川静先生の字源。「爽」という字の×部分は女性の文身(いれずみ)なのです(これが男性だと「文」という字になります)。美しく飾るとともに邪霊が憑くのを防ぎます。本来、朱で描かれていたようなのですが、この部分を「室戸の海」をあらわすブルーで表現することにしました。

ロゴは決定しましたが、ここから名刺やポイントカード、看板などをどうするか??これからオープンに向けて詰めていくので、またここでご報告させていただきます。
 
# by hi-g_blog | 2012-02-23 17:54 | 美容院プロジェクト
梅原真さん
 
昨日のNHK『プロフェッショナル〜仕事の流儀』は、尊敬する土佐のデザイナー梅原真さんでした。やっぱりかっこいいです、この方。ぼくは、四万十市の生まれ(記憶はないのですが)なもので、梅原さんが四万十川の沈下橋を歩いているシーンをみるだけでグッときてしまいます。

田舎を離れ、大阪でグラフィックデザインをしているぼくからみるとホントに尊敬すべき方。超貧乏な県・高知県でデザイン業なんてほんとに難しかったと思います。

梅原さんのデザインで一番有名なのは馬路村のポン酢でしょうか。梅原デザイン未体験の方は『日本の風景をつくりなおせ』を。また、梅原さんは登場しませんが、馬路村デザインのことにもふれている有川浩さんの小説『県庁おもてなし課』などと併せて読むと、面白いのではないでしょうか。木曜深夜に再放送もあるみたいなので見逃した方はぜひ。
梅原真さん_d0251177_17405444.jpg

# by hi-g_blog | 2012-02-21 18:09 | 仕事の周辺
箕面ライド&ラカン
 
この日のロードバイクは、行き先を決めず出発したが結局いつもの箕面の東側から上るルートへ。いつものように勝尾寺で休憩した後、西の下り方面へ。いつもは緑に囲まれて走るお気に入りの道がこの日は雪景色。雪を見ながらのライドは寒かったが最高でした。

しかし道路が濡れている部分も多く、運転は要注意。いつも以上に安全運転。
箕面ライド&ラカン_d0251177_1915025.jpg

帰りは、みのお山荘で昼食(←栗のスープが最高でした)&読書。この日の読書は『生き延びるためのラカン』。ラカン本はまったく初めてだが、なんて面白い本なのか。糸井重里のコピーや映画マトリックスを引用しながら説明してくれるので入っていきやすい。「日本一わかりやすいラカン入門」と銘打っているだけあり、おすすめです。

生き延びるためのラカン (ちくま文庫)

斎藤 環 / 筑摩書房


 
# by hi-g_blog | 2012-02-20 19:17 | ロードバイク
新書大賞
 
数日前に発表されていた今年の新書大賞『ふしぎなキリスト教』(橋爪大三郎/大澤真幸 著)をどうしても読みたくなり購入した。

映画や本を読むとよく聖書から引用されているが、ほとんど知らないんですよね、キリスト教のこと。キリスト教を批判したニーチェを読むたびに、やっぱり「聖書」は一度は読んでおくべきと思いながらも、あまりの読みづらさで結局読めずだったので今回は丁度いい機会。ちょっと目次をみると映画「ツリー・オブ・ライフ」の下敷きとなった「ヨブ記」のことや、カントのことなど、興味をそそられる項目がありますな。

橋爪さんの新書は以前「はじめての構造主義」を読んだことがあったので安心してたのだが、もうひとかた、大澤さんのほうはまったく知らなかった。ぱらっと読んでみたところ、聞き手役であるこの大澤さんが素晴らしい。まったくの素人が共感しながら読めるように対談をコントロールしているのが、この本の成功につながっているのではないだろうか。

ふしぎなキリスト教 (講談社現代新書)

橋爪 大三郎 / 講談社


 
# by hi-g_blog | 2012-02-14 18:26 | 読書
ドラゴン・タトゥーの女

「月イチゴロー」で一位だったこともあり(笑)、さっそく観てきました『ドラゴン・タトゥーの女』

毎度お約束のような聖書の引用(セブンっぽい)などあり、この手のものとしては王道的な手法にプラスされた「北欧っぽいかっこよさ」が印象的。上映時間が2時間40分くらいあることもあり、おなかいっぱい満足できた。

監督デヴィッド・フィンチャーは、ほんとうに観客を満足させられるプロだなと実感。「ベンジャミンバトン」の時も、発想はいいが小説としてはたいして面白くもないフィッツジェラルドの短編をよくあそこまで膨らませたものでした。いい意味で感性が“ベタ”な人なのではと思う。

以下、本筋とあまり関係ないが、

◎北欧ならではの建築・インテリアがかっこいい。
◎北欧の仕事場がかっこいい。
◎主演のダニエル・クレイグがかっこいい。
◎ドラゴン・タトゥーの女が黒いバイクに乗るシーンがかっこいい。
 (無性にバイクにのりたくなった)
◎パソコンはひたすらアップル。
◎冒頭の「移民の歌」がかっこいい。
 (当初、いまどきツェッペリンはないだろう、と反対されたらしい)

と、いちいちかっこいい映画でした。

追記:えげつないシーンが多いので、そういうのが苦手な人は避けたほうが賢明。
# by hi-g_blog | 2012-02-13 18:43 | 映画


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