映画『サルトルとボーヴォワール 哲学と愛』を観てきました。 サルトルや実存主義に興味があって観に行ったのですが、実存主義や哲学がわからなくても充分楽しめる。 むしろ、ボーヴォワールが主役といってもいい描き方。当時の“男あっての女性”という生き方を批判、女性の解放を求め、実践してきながら、女性としての幸せも求めてしまうボーヴォワールの葛藤を中心に描かれています。 個人的には、サルトルの『嘔吐』や実存主義にまつわる部分に期待してたのですが、映画としてはしっかり楽しめたのでこれで正解かも。なにより、ボーヴォワール役の女優がかなりよかったので。(サルトル役よりはるかに…) なので、この映画は女性にお勧めです。 余談ながら、ボーヴォワールのサルトル以外の恋人、アメリカの作家、アルグレンが『黄金の腕』の作者らしいです。映画中でサルトルがアルグレンにむかって「黄金の腕、読ませてもらったよ」と言ってたシーンがありました。『黄金の腕』といえばグラフィックデザイナー、ソール・バスのタイトルデザインで有名。ぼくも大好きなデザインなのですが、映画の本編自体は観たことがなかったので、今度観てみます。 ↓黄金の腕のタイトルデザイン(YouTube)、むちゃくちゃかっこいいですよ。 黄金の腕 The Man With The Golden Arm
by hi-g_blog
| 2011-12-12 18:27
| 映画
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