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昨夜は“100万ドルのギタリスト”ジョニー・ウィンターの大阪公演。 幻と消えた1990年の公演中止から22年越しの念願かなってジョニー・ウィンターの姿をおがむことができました。 場所は、なんばハッチ。センター前から5人目くらいのところに陣取ったのでジョニーの演奏姿がほんの数メートル先に! 登場した時は、背中はまがったうえに足取りもおぼつかない、あまりのヨボヨボぶりに心配したが(大半イスに座っての演奏)、演奏はしょっぱなから飛ばしまくりのハードなナンバーばかり。スロー系はほとんどなしの予想以上にぶっ飛ばした選曲・構成で大満足でした!! ハイライトは序盤に訪れた。ド定番「Got My Mojo Working」からジョニーの代名詞「Johnny B. Good」の連続技!こんな序盤からこんなキラーソングで盛り上がって大丈夫か?ジョニーの体力もつんか?…と心配しながらも大合唱。本編最後の「It's All Over Now」では、ジョニーが立って演奏してくれ、またまた大騒ぎ。 昔から憧れていたブルースギタリストに会え、感動&興奮の一夜でした。 ↓若い頃のジョニー。この長髪とファイヤーバードがかっこいい。 映画『ニーチェの馬』を観てきた。 原題は「トリノの馬」。ニーチェがトリノに滞在中、鞭打たれる馬車馬に駆け寄り泣き崩れ、その後発狂したというエピソードから着想された映画とのこと。この邦題の付け方はいいですね。タイトルにニーチェとつけるだけで観客は5割増しにはなってるハズ。ニーチェ好きは世の中に多いですから。 この映画のことを知るまですっかり失念していたのですが、クンデラの小説「存在の耐えられない軽さ」の中で、この馬のエピソードを引用したくだりが出てくるのです。 “ニーチェはデカルトに代わってやってきて、馬に許しを乞うたのだ” デカルトが動物に心がるのを否定して機械扱いしたこと(動物機械論)をうけての一文(こういう素晴らしい文章を連発するのがこの小説の凄いところなのですが)。「(支配者である人間が)機械扱いしてゴメンね」とニーチェが謝ったわけです。 こういう観点から見ると、この映画の馬のキャスティング、駄馬っぷりが凄い。とにかくしょぼくれててスタイルも毛並みもよくなくて、長年にわたり機械扱いされてきた感がにじみ出てる。キャスティングの際、役立たずで売り飛ばされる直前の馬を探しあてたらしい。 映画の内容はというと、この馬の飼い主である父と娘が人里離れた一軒家で、朝起きて、井戸で水をくんで、着替えをして、ジャガイモを茹でただけの食事をする。会話はほとんどなしでこれを繰り返す。この親子のほうこそ機械のような生活。だれもが“こんな毎日の繰り返しはいやだ”と思うだろう。狙ってるのかどう解らないが、ニーチェの思想「永遠回帰」を彷彿とさせる。もちろん本筋にニーチェは出てこないし、その思想も直接関係ないのでニーチェ好きでなくても観られます。いろんな観点から楽しめるのでモノクロ写真好きや絵画好きにはいいんじゃないでしょうか?ただし、同じことを長回しばかりで、間違いなく陰鬱な気分になる修行のような2時間半です。 読書メーター4月のまとめ。 今回はいい本がたくさん読めました。 念願だった『論理哲学論考』(ほんとんどついていけなかったが…)からはじまって、やめられない『みをつくし料理帖シリーズ』、本屋大賞の『舟を編む』、アイデア出しにかかせない『アナロジー思考』、限界シリーズ第三弾『感性の限界』、量子力学の不思議な世界が楽しめる『哲学的な何か、あと科学とか』などが特におすすめ。 4月の読書メーター 読んだ本の数:12冊 読んだページ数:3317ページ ナイス数:58ナイス 哲学的な何か、あと科学とかすごく面白い!特に量子力学部分に力がそそがれていて引き込まれる。「二重スリット」や「シュレディンガーの猫」について初心者向けにかなり詳しく語られているのがうれしいですね。 読了日:04月30日 著者:飲茶 ホンモノの思考力 ―口ぐせで鍛える論理の技術 (集英社新書)なるほど、“善か悪かなどの二項対立的な考えが嫌いな日本人だからこそ、あえて取り入れて思考する”には納得。東洋思想のほうに親しみを感じてしまう自分には、いろいろあてはまるところが多かった。 読了日:04月28日 著者:樋口 裕一 感性の限界――不合理性・不自由性・不条理性 (講談社現代新書)待ちに待った『限界シリーズ』第三弾。“読者に知的刺激を味わってもらう”という著者のもくろみどおり堪能できました(特にアンカリングが楽しめた)。それにしても、カント主義者はもう顔を思い浮かべることができる(^^)。 読了日:04月25日 著者:高橋 昌一郎 アナロジー思考アナロジーは借りてくる先が遠ければ遠いほどよい。なるほど、思い当たるふしが多い。広告のアイデアではアナロジーをよく使うが、近くから借りてきた広告はやっぱり陳腐になってるものなぁ。 読了日:04月24日 著者:細谷功 人生激場 (新潮文庫)バカッぷりが面白い。ノリが独特で時々ついていけんとこもあるけど…。 読了日:04月20日 著者:三浦 しをん 明日のコミュニケーション 「関与する生活者」に愛される方法 (アスキー新書)「歌う」から「動く」に納得。広告にたずさわっている人全般向けですが、地道な継続が必要なSNSの特性から特にクライアント側の人が読むと効果が高い本。 読了日:04月16日 著者:佐藤尚之 幸福について―人生論 (新潮文庫)カバーデザインでもったイメージほど、読みやすくない。けっこう読みにくく、とばし読みばかりで読了。「甘やかせばつけあがる点では、人間はすべて子供みたいなもの」「だまされて失った金銭ほど、有利に使った金銭はない」なるほど…。 読了日:04月13日 著者:ショーペンハウアー 舟を編む辞書づくりにのめり込んでしまうタイプの人の行動描写が秀逸。ついつい駅でエスカレーターの流れを見つめてしまいました(笑、たしかに美しいかも)。明日は辞書の紙質のぬめり感をチェックすると思う。たぶん。 読了日:04月13日 著者:三浦 しをん 人間の基本 (新潮新書)『人間の基本』ってすごいタイトルに惹かれて購入。今の世にどっぷりつかったぼくたちには耳の痛いことも多い。 読了日:04月11日 著者:曽野 綾子 夏天の虹―みをつくし料理帖 (角川春樹事務所 (時代小説文庫))こんな展開とは…。ちょっと疑問を感じながらも、次巻が待ち遠しい。そろそ目標に向かって突き進む絶好調な澪が見たい。しかし1回休みなんですね。(料理本はもちろん買います) 読了日:04月10日 著者:高田 郁 ウィトゲンシュタイン『論理哲学論考』を読む (ちくま学芸文庫)『論考』本体と平行読み。読み始めこそ、かなりわかりやすい!と感動したが、やはりそうそう甘くない。素晴らしい本なんだとは思うが、野矢さんの考察が深すぎて素人にはついていけない。 読了日:04月06日 著者:野矢 茂樹 論理哲学論考 (岩波文庫)訳注、解説をふくめ、かなり丁寧に読み始めた。冒頭の「1.世界は成立していることがらの総体である」からとんでもなく惹きつけられるが、途中からあえなく撃沈…。5.62の独我論あたりで興奮するも、結局よく理解できず…。なんとか目で追うだけでも最後の「7.語りえぬもにについては、沈黙せねばならない」まで辿り着いたらちょっと感動。 読了日:04月06日 著者:ウィトゲンシュタイン 2012年4月の読書メーターまとめ詳細 読書メーター ヘアサロン『爽』。今度はメンバーカードの印刷が完成! これは悩みました。当初、二つ折りのポイントカードでたくさんハンコを押せるようにする予定でした。しかりこれだと長期間使うことになり、紙製なのでボロボロになってしまいます。オーナーと話し合った結果、ポイント欄の数を少なくして新しいカードに交換する期間を短くしようという作戦に。 ![]() 他の美容院カードをいろいろ見て、意外と気がつかわれてないのが予約用の電話番号の大きさだったので、年配の方でもすぐ気づいてもらえるよう黒バック白ヌキ文字で大きめに入れています。 ヘアサロン『爽』のお仕事もいよいよ佳境。 まずは名刺とポストカードの印刷があがあってきました。 名刺はちょっと小ぶりな女性名刺サイズ(49×85mm)の角丸仕様。名前や住所が入る表面は爽の×部分の色と同じブルー地に白抜き文字。裏面は白地にロゴ。室戸らしい海&名前どおり爽やかなイメージ。特殊加工はなしの低予算のノーマル印刷におちつきましたが正解でした。充分満足な仕上がり! ![]() ポストカードのメインビジュアルはご当地・室戸岬の空と海の写真(ちなみに弘法大師は、この地でこの景色を見て空海と名乗ったらしい)。 コピーは「また、日に新たなれ」。名君・湯王が毎日みる洗面器に刻ませた言葉を引用してコピーにしています。オーナーの心境や『爽』のコンセプト、ヘアサロンという場所に以外とあっているんじゃないかと…。 ![]() 『別離』を観てきた。公開初日だったこともあり満員。 (そろそろ全席指定にしてほしい…梅田ガーデンシネマ) 賞をとりまくって、今話題のイラン映画。映画好きには超おすすめの完成度でした。特に登場人物の微妙な心理状態を見事に描いた脚本・プロットが素晴らしすぎる。保身のため、家族を守るためのちょっとしたいろんな人の嘘が宗教的な観点などを含めて絡み合っていくわけですが、キャラクター設定まで含めてリアルに落とし込めています。そこにはハリウッド映画お得意のご都合主義的展開は一切ありません。 芸術性という名の“雰囲気”に逃げ込むこともない。だから誰でも観ることができる映画だが、受け取り方は人それぞれになるような作りが絶妙。「〜どのようにたどり着くかは観客の想像力に委ねたい」とは監督がインタビューに答えたセリフですが、それを象徴するエンディングにもやられました。 しかし、この監督、年下には見えません…。 報告が遅くなりましたが、うちの新スタッフ、今週から働き始めています。 H.Y 女性 23歳、長崎県出身 京都造形芸術大学卒 趣味=写真、読書、二胡 作品に掲載していた素直な写真と類い希なるコピー力(職種はあくまででグラフィックデザイナーなのですが…)、そして働きながら大学を卒業した根性が決め手でした。将来性バツグン、ぼくの折り紙付きです(笑)。皆さんとは、そのうちお仕事をご一緒させていただくことになると思いますが、ご愛顧のほど、よろしくお願いします。 数ヶ月間、おっさん度100%だったハイジーも久しぶりにフレッシュな空気になりました。見学大歓迎。 ![]()
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